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奇想の系譜展 江戸絵画ミラクルワールド [芸術]

いろいろな意味で久し振りの休みだったのでゆっくりしようかとも思いましたが、午前中に起きられたので、久し振りにゆっくりとした朝食を摂り、風呂に入って、たまった洗濯をしてから美術展に行って見ました。

奇想の系譜展 江戸絵画ミラクルワールド

美術史家の辻惟雄「奇想の系譜」という割と知られた本があり(と言って、私は読んでいない)、そこで取り上げられた江戸時代の絵画を中心に紹介するというもの。
つまり、趣旨としてはよく知られていないが面白い絵画ということになります。
しかし、私が日本美術を勉強しはじめたのは2010年代に入ってからなので、むしろ、良く聞く有名な絵師の絵が集合という感があります。


まずは伊藤若冲。

展示室に入っていきなり、どーんと「象と鯨図屏風」から始まります。
この前に東京都美術館に来た際は、若冲の動植綵絵を見るために大変な思いをしたことを思い出しました。
今回はそれなりに人はいたものの、ゆっくり見られるのは良いですね。

続いて「鶏図押絵貼屏風」。
六曲一双の屏風に墨で書かれた鶏の一息に描いた鶏の尾、
これがいかにも若冲らしく、描いている若冲も楽しみながら描いたのではないかと感じさせられます。
同じような絵を見たことがあるものの、この屏風図自体は初めての展示だそうです。

「旭日鳳凰図」は、動植綵絵のような極彩色の画風で、以前の若冲展のときのように混雑していないので、細部もよく見ることができました。

あと、初めて見た「海棠目白図」は、メジロが並んで枝に止まっているのが可愛らしい。



ここまででもう満足してしまいそうですが、次は曾我蕭白。

「雪山童子図」、今描いたばかりのような鮮やかな色合いです。
蕭白といえばグロテスクな絵の印象が強いです。
それはその通りとして、何よりもアイデアが溢れていて、素直に普通に描けない天邪鬼といった感じです。



長澤蘆雪は今回展示された8人の中ではあまりなじみがありませんでしたが、予想以上に面白かった。
巨大な「白象黒牛図屏風」は画面いっぱいに象と牛が白と黒の対比で描かれ、自由すぎます。
象と牛が同じ大きさです。

「なめくじ図」は、なめくじ1匹と這った痕のみ。
なめくじを描くという発想自体突飛だし、くねくねと適当?に描いた這った痕が自由すぎます。

「方広寺大仏殿炎上図」は、黒の墨とと朱で炎上する寺が縦長のレイアウトに描かれています。
そんな題材を描こうという発想がすごいし、落款も黒と朱で描かれています。



そしてちょっと時代が戻って岩佐又兵衛。
「山中常磐物語絵図」には、残酷な場面があります、という注釈がありました。
強盗が、着物を剥ぐんですよね。
今のファストファッションの時代には考えられないことですが、服、布というのはとても労働集約的で、貴重なものだったのだろうということも思いました。

「豊国祭礼屏風」は同じく又兵衛の有名な「洛中洛外図」を思わせます。



狩野派からは京狩野の「狩野山雪」。
「梅花遊禽図襖」は、一見いかにも狩野派という真面目な絵に見せつつ、梅の木に紅葉した蔦が絡まるという季節をまったく無視した絵。

そして、白隠慧鶴となると、有名な達磨図、蛤蜊観音図、もう、漫画のようです。



思ったより、見入ってしまい、このくらいから閉館時間まで、時間が無くなってきました。



琳派からは宗達でも光琳でも抱一でもなく、鈴木其一。
其一はどれも良いものだとわかっているのに、時間が無くて落ち着いて見られなくて残念。
最初に展示されていた小さな「貝図」もグラデーションが印象的でした。

「夏秋渓流図屏風」は、もう絵と言うよりデザインかポスター。
以前も見たことがあると思いますが、オーディオガイドで聞いて、夏の部分には蝉が小さく描かれていることに今回初めて気がつきました。
「四季花鳥図屏風」には、様々な花の中に、小さく朝顔が描かれていて、これもいかにも其一らしい。



最後は浮世絵から歌川国芳。
「相馬の古内裏」、「近江の国の勇婦於兼」といった有名な絵に加えて、「猫の当字 ふぐ」は猫と河豚で「ふぐ」という字を表したデザイン。



一人の描いた絵ばかりだとやや飽きてしまうところがあるし、バラバラに展示されるとそれぞれの絵師の印象は弱くなってしまいます。
その点で、8人とはちょうど良い感じです。

最後は時間が足りなくて、もう一度行っても良いぐらいだと思いました。
これはお薦め。
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関門海峡旅行 [旅・出張]

今年最初の旅行は関門海峡旅行でした。

昼頃出発して、山口宇部空港に到着してバスで下関に着いたときには夕方。
寿司を食べてからちょっと歩いてみると、結構古い洋風建築が残っていますね。
あと、土地が狭いのにやたら道が広いのは、どうやら昔の写真を見ると路面電車が走っていたようです。なるほど。
確か和歌山もそんな感じでした。
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駅の近くにはグリーンモール商店街があり、一応リトルコリアということになってるものの、閑散としています。
ただ、下関港は韓国との定期船があるので、韓国人は多いです。
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街のシンボル的に海峡ゆめタワーがあり、日によって違う色にライトアップされます。
当然展望台があり、当然カップルが多かったです。
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夜は豊前田(ぶぜんだ)に出陣。
小さいけれど、結構賑やかな夜の町があります。


翌日はホテルをチェックアウトして、下関市の中でもちょっと離れた長府まで。
ここは長州藩の支藩があったところで、古い街並みが残っています。
ちなみに、長府とは長門国府を略してこの名前になったそうです。

ここは古い街並みが残されており、寺社や長府毛利邸が見所。
曹洞宗の功山寺の仏殿は1320年の創建で、国宝。
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古江小路も雰囲気があります。
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さて、ここで再び下関の中心、唐戸まで戻って唐戸市場。
市場ですが、まったく観光地となっており、もっと言うと寿司売場になっています。
ここで買って、外で食べるというのがスタイルらしいので、郷に入れば郷に従え。
市場の中の食堂で食事をした直後なのに、ちょっとだけ味見。
奮発して、ノドグロ、ウチワエビ、縁側です。
ウチワエビは、平戸で食べられなかったのをようやく食べられました。
他にもクジラもたくさん出回っています。もちろん河豚も。
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亀山八幡宮、日清講和記念館とみて、赤間神宮。
初詣で賑わっていました。
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あと、大歳神社、厳島神社などを見て下関観光は一区切りとして、壇ノ浦まで。
みもすそ川公園には、関門橋をバックに、義経と平知盛が。
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しかし、関門橋が架かっているこの部分、本当に狭くて、泳いで渡れそうです。
ただ、流れは川のように速いです。
朝方は夥しい釣船がここに出ていました。
そして、船の交通量は多く、橋に引っかかりそうな巨大なタンカーも通過していました。

さて、関門海峡を渡る方法は鉄道2通り、自動車2通り、船、徒歩の6通りあるそうですが、今回はドキュメント72時間でも取り上げられていた徒歩で。
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自転車は20円、徒歩は無料。
エレベーターで降りて関門トンネルを歩きます。
自動車道の下を通ることになっているようです。
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お約束のように途中で山口県と福岡県の境界。
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760mとのことで、たいした時間もなく北九州の門司に上陸。
しかし、外に出ると日が落ちていました。
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夜の門司、ライトアップされて、カップルが多いです。
この類いの昔の建物は好きですが、ちょっと整備されすぎているんですよね。
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夜は小倉の街へ。
成人式の日だったので、スーツ姿の若者、花魁風の髪型の女性もいました。
さすがに服は着替えていたようです。
もっと早く渡れば見られたかな。


さて、最後の日は北九州市。
なかなか定番の見所がなく悩んで、まずは北九州市立自然史・歴史博物館 いのちのたび博物館。
スペースワールド駅で降りると、スペースワールドの解体工事をしていました。
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いのちのたび博物館は噂に違わず充実していました。
下関市民も割引になるようです。
下関市と北九州市って、行き来がスムーズでほぼ都市圏としては一体化している感じです。
街の雰囲気は違いますが。

いのちのたび博物館の展示を見てひらめいて、そのまま若松区へ。
JRの戸畑駅で降り、バスで若戸大橋を渡って若松に到着。
若戸大橋は結構高く、眺めが良いです。
昔は徒歩で渡れたらしいのですが、今は一般道と高速道のみ。
若松区はかつて石炭の積み出し港として栄えました。
洞海湾という深く切れ込んだ川のような湾に面した(上海のバンドならぬ)若松バンドでは、海沿いに洋館が並びます。
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この旧古河鉱業若松ビルは現在市の建物として会議室などに使われているようです。
中に入れてもらうことが出来ます。

帰りは若戸大橋ではなく、その下を市営の渡船で。あっという間に着きます。
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そのまま戸畑から小倉に戻り、小倉城をさっと遠くから眺め、今度は北九州空港経由で帰りました。
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関門海峡周りの狭いエリア、移動も少ないので余裕がある旅のつもりでしたが、どうしてどうして、結構ばたばたでした。
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パソコン買い換え [日常]

なんでも出来るような気がしていて、何も出来ないというのが冬休み。
唯一やった仕事がパソコンの交換。

家で使っていたDell XPS8300が12月に入って、(恐らくiTunesの更新がきっかけだったような気がしますが)突然起動してもすぐにブルースクリーンになってしまい、何度も再起動してみたところ、なんとUSBをまったく認識しなくなってしまいました。
BIOSでは認識しているのに、Windowsではまったく認識しないので、ログイン画面が表示されてもキーボードもマウスも使えません。

がんばって復旧しようかとも思いましたが、Windows7のサポートは2020年1月までなので、思い切ってパソコンを交換することにして、Dell XPS8930を注文してしまいました。

運悪く12月、新しいパソコンが来る前に年賀状を印刷しなければならず、ハードディスクだけ取り出してケーブルで別のノートパソコンにつないでデータを取り出すなど、なかなか面倒でした。

当初年明けの納期だった新パソコンはめでたく冬休みのはじめの頃に届いたので、古いパソコンのデータを吸い出しつつ設定をし、ようやく通常の作業が出来るまでに回復しました。
Windows10になったし、Core i7-8700、メモリ16GB、ハードディスクは追加して合計5TB、SSD256GBもついて、やっぱり速い。
旅行でとった写真の容量がどんどん増えていって困っていましたが、しばらくは安心です。

さて、古いパソコンは初期状態に戻すことが出来て、まっさらなWindows7に戻りました。
恐らくソフトウェアの問題だったのでハードウェアの問題はなく、6年前(2012年)に買ったものとはいえ、 Core i7-2600、メモリ16GB、ハードディスク2TBで通常の利用にはまったく問題なさそうです。
ちょっともったいないので、どうしましょうか。


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ロシア絵画の至宝展 [芸術]

東京富士美術館のロシア絵画の至宝展をさっと見てきました。
http://www.fujibi.or.jp/exhibitions/profile-of-exhibitions/?exhibit_id=1201810071

先日のロマンティック・ロシアに引き続きロシア絵画。
今年は、ロシアにおける日本年、日本におけるロシア年と言うことになっているらしいですね。

ロマンティック・ロシアはモスクワのトレチャコフ美術館が隊商となっているのに対し、ロシア絵画の至宝展はサンクトペテルブルクの国立ロシア美術館が対象となっているようです。

ただし、内容は19世紀のロシア絵画ということで、レーピン、アイヴァゾフスキー、レヴィタン、シーシキンと顔ぶれは同じです。

ロマティック・ロシアのハイライトがクラムスコイの見知らぬ女だとすれば、こちらはアイヴァゾフスキーの第九の波でしょうか。
大きいこともあって、やはり迫力がありました。

あと、シーシキンも相変わらず良い感じでした。



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ロマンティック・ロシア [芸術]

「また お会いできますね。」

というキャッチコピーが街に溢れている、「ロマンティック・ロシア」を見てきました。
http://www.bunkamura.co.jp/museum/exhibition/18_russia/

ポスターになっているクラムスコイの「忘れえぬ女」(あるいは「見知らぬ女」)は、まさにモスクワの国立トレチャコフ美術館で見て印象的だったので、まさに「また お会いできますね。」という感じでしたが、この絵は何と8回も日本に来ているのだそうです。

19世紀末のロシア絵画ということで、「移動派」がテーマです。
フランスでは印象派など、写実から離れた絵が模索された時代に、宗教絵画から脱したロシアは写実的に風景を描いていたことになります。

モスクワでも見たレーピンや、アイヴァゾフスキーも良かったのですが、イサーク・レヴィタン「樫の木」や、空が広い麦畑のイワン・シーシキン「正午、モスクワ郊外」が気に入りました。

ただ、最近日本美術を多く見ているせいか、どの絵画も、対象が中心になる構図、近い部分に明るい色を使った遠近法を使っていて、決まり通りというか、ちょっと窮屈な感じがしました。

その中で、改めてクラムスコイの「見知らぬ女」を見てみると、この絵だけ背景が大胆に省略されているところが面白いと思いました。

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佐原 [旅・出張]

近所の重伝建として、川越に続いて、千葉県の佐原に行ってきました。

成田空港の近く、と言うことで、近いような、遠いような。

うなぎを食べてから、街歩き。
利根川の支流の小野川沿いに街並みが拡がっていて、小野川で小江戸舟めぐりが出来ます。
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伊能忠敬が人生の前半を過ごして財をなした土地ということで、記念館もありました。


川沿いは電柱も地中化されて、美しい街並みですが、昔のまま残っているだけではなく、少しずつ新しい無粋な建物を建て直して行っているようですね。

屋根は切妻でも平入りと妻入りが混じっていて、寄棟もあります。
蔵も目立ちます。
寄棟の場合、鬼瓦に相当する部分が凝っていて、字や模様で装飾されています。
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重伝建は川沿い意外にも拡がっていますが、電柱が残っていて、ちょっと残念。
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真っ暗になる前に香取神宮を見て帰りました。
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肝心の千葉県立中央博物館大利根分館が冬は個人が見られないということで残念でしたが、この地が繁栄したのは、物流。
東回り航路においては、直接東京湾に入るルートもあったものの、犬吠埼が難所であるため、銚子まで南下した後は利根川に入り、江戸川に入って江戸に到る経路が重要でした。
なので、その経路にある佐原が発展した、ということのようです。

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奄美大島旅行 [旅・出張]

11月の三連休は奄美大島に行ってきました。

祝日の金曜日に、少々家事を済ませてから羽田空港に行き、まずは鹿児島空港へ。
羽田空港の出発遅れに加えて向かい風で飛行機が遅れたので、鹿児島空港では20分で乗り換えて、奄美大島の空港へ。
午前中に家を出たのに、着いたのは夕方。

奄美空港は、島の北端と言って良いところにあり、日の入りは東京よりずっと遅いものの、
空港近くの奄美パークなどを見て、島の中心部の名瀬のホテルにチェックインしたときは真っ暗でした。


さて、奄美大島。
北方領土を除くと沖縄島、佐渡島に次いで7番目に大きな島で、8番目の対馬より大きい。
また、佐渡島は人口6万人を割っているのに対して、奄美大島は11万人ほど住んでいます。

対馬もそうですが、山がち。
そのため、各々の集落(シマと呼ぶらしい)の間の陸路は不便で海路が中心で、結果的に各々の異なった文化が発展したとのこと。

現在はトンネルが掘りまくられていて、ちょっと隣町に行くにもすぐトンネル。
でも、このトンネルのおかげで最近は島内の時間距離が随分縮んでいるらしい。
ちなみに、奄美大島は南北というより東西に長いように思うのに、なぜか南部、北部という言い方をします。


夕食は名瀬の屋仁川(やんご)通りで。
ここは、鹿児島県内では天文館に次ぐ規模で、昔は300軒、今でも200軒の店が並んでいるそう。
ただし、店は住宅に混じって並んでいるし、客引きもいないのでのんびりしています。

ここで名物、黒糖焼酎デビュー。
ラム酒と焼酎のあいのこみたいで、甘くて美味しいですね。
鮪は多くある食材で、奄美でエラブチと呼ぶ、ブダイも美味しい。


翌日は朝からマングローブでカヌー。
ブラタモリでもやっていたやつですね。
簡単な漕ぎ方を教わってから一人用に乗りましたが、結構安定していて、あっさり乗れました。
流れがあっても、思いのほか自由に動けるし、視線が水面に近いので、これは楽しい!

この時間は干潮だったそうで、干潟に上陸すると、小さな蟹が穴から出入りしていて、小さなトビハゼがぴょんぴょんと飛び跳ねていました。
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うっそうとしたマングローブの中を進む、というのは満潮のときだそうです。


昼食後、一気に島の南部まで走り、山の中でマテリヤの滝。
遊歩道があって、歩けるのに誰もおらず、神秘的でした。
ハブが出ないかなあ、とちょっと心配ではありましたが。
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夕暮れ時は、高知山展望台へ。
奄美大島の南部にはすぐに向かい合って、加計呂麻島があり、その間の大島海峡が臨めます。
ここもブラタモリで映ったところみたいですね。
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入り組んだ奄美大島には、荒い波の海、静かな波の海があり、大島海峡は至って穏やか。
対岸の加計呂麻島、のんびりしたところで、夜はとてもきれいに星が見えるそうです。



そして最後の日は、ホテルをチェックアウトし、まずは名瀬市内の奄美市立奄美博物館。
奄美の歴史、文化、自然の展示があります。
奄美の歴史はもちろん本土と異なっていますが、特に古代は沖縄と同様、本土とは独立して歩んできたと考えられてきました。
しかし、展示によれば、喜界島に城久遺跡が見つかったことにより、奄美諸島は大和朝廷と古くから交流があったのではないか、と考えられてきているそうです。
奄美大島の小湊フワガネク遺跡では大量の夜光貝が見つかり、これは加工して本土に輸出されていた可能性があります。
平泉の中尊寺金色堂の螺鈿は、奄美の夜光貝を使っている可能性があるそうです。

屋外には、奄美の民家の展示がありました。
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最後は再び南部に行って、ホノホシ海岸。
ここは荒波に洗われて丸い石ばかりで、引き波のときにがらがらと音を立てる。写真を撮っている人も多かった。
この丸い石、地元の人は持って帰ると災いがあると信じているそうです。
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ここで旅は終了、一路北部の奄美空港へ。
途中の龍郷町で、奄美名物の鶏版をさっと食べて、奄美歴史民俗資料館をさっと見て、空港に滑り込み。
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鹿児島空港を経由して帰ってきました。



今年は、マルタ、キューバ、佐渡島、そして奄美大島と島が続きました。
遠くて時間がかかるし、お金もかかりますが、島の旅、はまってしまいそうです。

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武蔵野ふるさと歴史館 [日常]

以前から行きたかった、武蔵野ふるさと歴史館にようやく行ってきました。

国内を旅行していると、それぞれの町に歴史民俗資料館の類いがあって面白いのですが、地元は盲点でした。
というより、そもそもできたのが4-5年前で、当初は土日が休みというけしからん状態で、ようやく最近、土曜日は開館するようになりました。
日曜日はまだ休館ですが。

武蔵野ふるさと歴史館は中央線の線路沿い、武蔵境駅から西に結構歩いたところにあります。
そもそも武蔵境の駅自体、高校の頃は近くにいたもののとんとご無沙汰で、物珍しい。
中央線が高架になってからこの辺りを歩くのは初めてかも知れません。
高架にして出来た敷地を使って出来たのでしょうか。
線路沿いにまっすぐと道が延びています。
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昔は無かったような気がします。
電線は地中化され、ぽつぽつと高架下に店や施設があり、なかなか良い感じです。
周囲にはマンションが立ち並んでいます。

そろそろ武蔵野市から出るのでは、と思った頃に目的地はありました。
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展示はワンフロア、1階のみです。
井の頭公園で見つかった縄文時代の石器から始まり、武蔵野市が成り立つまでの歴史がコンパクトにまとめられていました。
江戸時代の明暦の大火以降の歴史が中心になりますね。

旅行をして気付くこととして、どこの地域のもそこでのハイライトというものがあります。
薩長に行けば明治維新だし、福井であれば地震、酒田であれば火事、新潟であれば排水工事です。

そして武蔵野市では、中島飛行場なのでしょう。
企画展示で充実していたのかも知れないですが、中島飛行機の武蔵野製作所への空襲は詳しく展示されていました。
第二次世界大戦の本土空襲で、空母から行われたドーリットル空襲を除くと、初の空襲の標的が中島飛行機の武蔵野製作所でした。
また、この広大な武蔵野製作所の跡地を戦後どのように活用してきたか、も焦点です。

今回初めて知ったことが2つありました。

1つは、私が生まれ育ったあたり、一中の西の中央通りとの間は、丸々エンジン工場だったようです。
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もう1つは野球スタジアム。
戦後に野球スタジアムが出来た頃は知っていましたが、福祉会館から市役所までのあたり、道がカーブしているのは野球スタジアムの形がそのまま残っているようです。
戦前にはそのような道もありません。
あのあたりが窪んでいるのも、もしかしてスタジアムの形なんでしょうか。
https://goo.gl/maps/JsdSSxL25u22

1時間ほど楽しめましたが、やはりもっと早くこうした施設を作るべきだったという印象です。
そうすれば、もっといろいろな資料が集まったはずです。

戦後の歴史も三鷹事件もありました。

武蔵野市は都市規模の割に美術館もこうした施設も貧弱です。
もっともっと頑張って欲しいです。
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佐渡島旅行 [旅・出張]

国内もいろいろ行って、ここ最近は半島や島への旅行が増えてきています。
10月の連休は佐渡島へ。

島の旅行はやはり時間がかかるので、初日はいつもより早起きして新幹線で新潟へ、新潟からジェットフォイルで両津港へ。
台風が日本海側を通過予定でどうなるかと思っていましたが、無事に佐渡島に上陸できました。

初日はバスで佐渡歴史伝説館、佐渡博物館を回っておしまい。
泊まったホテルの周り、夜は何もありませんでした。

2日目、台風の通過によって、未明に強い風が吹いたようで、朝方はまだ雨がぱらついていました。
船も午前中は欠航していたようで、まさに孤島状態。
この日はレンタカーを借りて、本格的に観光しました。
本当は三日間車を借りようと思っていたのですが、なんとどの会社も満車。
台風のせいでキャンセルが出たのか、直前に見たらこの1日だけ借りられました。

まずは西三川ゴールドパークへ。
佐渡は金山が有名ですが、金が出るところはいくつかあり、この西三川は砂金がとれたところ。
昔、買い付けた野菜の土に砂金が着いているのに気付いた男が畑を買った話など、面白い話があります。
最後に砂金とりの体験コーナーがあります。
本物の川砂が用意されているそうで、これを水の中で揺すって軽い砂を減らしていきます。
見せてくれたお手本のようにはとても行きませんが、いくつかとれて記念品に。

さらに佐渡島南西の小木半島に向かいます。
途中で真言宗の蓮華峰寺を見ましたが、他に誰もいませんでした。
矢島・経島も誰もいませんでした。
船が欠航しているせいで、近隣からの観光客がいないせいかも。

そしていよいよハイライトの宿根木へ。
ここは重要伝統的建造物保存地区になっている集落です。

宿根木の入口の佐渡国小木民俗博物館・千石船展示館へ。
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千石船展示館の名の通り、巨大な千石船を船大工たちによって復元し、なんと中にも入ることが出来ます。
隣接している学校を改良した博物館も古い生活用具を並べていて、雰囲気がありました。

そしていよいよ宿根木の集落へ。
入江にある川の河口の狭い範囲に家が密集して、周囲は段丘上に高低差があるため、山道のような階段を降りていきます。
すると、突然タイムスリップしたような町が現れます。
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もちろん、生活している人がいるわけですが、いくつかの家屋は公開されており、三角屋、清九郎、金子屋を順番に見ました。

三角屋は違う地区で建てられた四角い家を移築したというもの。
おばあちゃんが長く住んでいましたが、高齢になって転居したため後悔されるようになりました。
もともと四角かった家を、三角にしてここに移築したと言うことで、内部はなんとも不思議な作りです。

清九郎は豪勢な家で、簡単に説明してくれました。
入ると囲炉裏がある間があり、吹き抜け。
寝る場所はちょっと高くなっていて、鼠返しがある。
白川郷の家とちょっと似た配置。
けやきの一枚板、一本の柱など贅沢で、釘隠しまであった。
窓の開け閉めは滑車で出来て、このあたりは船の技術でしょうか。
石で押さえた石置木羽葺屋根と呼ばれる屋根です。
向かいの蔵は板で囲われており、能登の黒島の鞘蔵と同じ。

金子屋も同じような配置でした。
全般的に外見は古びた木で質素ですが、中は豪勢。
外観の木材なども含めて、船で使われた丈夫なものを再利用しているそうです。
また、集落内を流れる川にかかった石は尾道のものだったりするそうです。

最後に井戸の横を登って段丘の上から見ると、街を一望できます。
一段下がった狭い地域に住宅が密集していることがわかります。
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昼食を摂って宿根木を発ち、ここから大きく北部の相川まで移動して、佐渡奉行所。
これは復元されたもので、バスで来ていたツアー客と一緒にガイドを受けました。

このあたりと金山の間には今こそ車道が走っていますが、並行して当時の街並みが京町として残っています。
時間が無いので、ほんの一瞬だけ見て、自分の影と一緒に写真を撮りました。
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そして、北ルートとは別に、佐渡金山の横を通って大佐渡スカイラインで両津に戻りました。
紅葉にはちょっと早い。
夕暮れの展望を楽しみにしていたのに、一番上はガスが出ていて、結局いつもの展望に・・・。
雨男過ぎる。
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両津の夷町(えびすちょう)に出て、三軒はしごして、この日はおしまい。
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最終日は、二日酔いで1時間近く起きられませんでした。
この日はバスで佐渡金山へ。
今では坑道も人形がおかれてすっかり観光地でした。
初期の露天掘りの跡が、道遊の割戸として残っています。
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佐渡金山って、平成元年まで掘っていたんですね。
江戸時代は、それはそれは労働集約的な方法で鉱石から金の純度を高めていって小判にしていました。
金山とは言うもののの、その何倍も銀が採れるので、まずは金銀を鉛の合金として取り出し、さらに銀と金を分離します。
地盤が固い佐渡金山ではタガネも1-2日でだめになってしまったそうで、採掘には道具を作る技術が必要とされますし、土木技術や排水技術も必要です。
結果として多くの技術がこの地に集まっていて、棚田が作られた技術のベースにもなっているそうです。


バスを乗り換えて両津港に戻り、ジェットフォイルで新潟へ。
新幹線で東京に戻りました。
12時過ぎに金山を出たのに、家を着いたのは19時頃でした。

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デジカメ更新 [買い物]

デジタルカメラが壊れてしまったので、買い換えてきました。

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上のものがこれまで使ってきたNikon Coolpix S620で、調べてみると2009年に買っているので、思い返せば、本当に世界中に持って歩きました。
以前の機種よりも格段に画素数が多くなり、いろんな写真を撮りました。
https://www.takayas.jp/gellery/gellery.html

しかし、ついにシャッターボタンがもげ、セレクターが動作しなくなりました。
以前まったく同じことが起こって修理したことがありますが、さすがに2回目で寿命かと。

最近スマートフォンのカメラの性能が格段に良くなってきて、コンパクトデジカメ自体が役割を終えつつあり、売場面積も本当に狭くなりました。
今さらコンパクトデジカメを買うのかちょっと悩み、アウトドア用のものを買いました。
大型だとポケットに入らないし、ダイビングをしたりはしないものの、魚釣りには行くし、旅行に行ってもいつも雨なので。

サイズが随分大きくなってしまって、そこは残念ですが、新しいカメラって面白いですね。
GPSがついていたり、Wi-FiやBluetoothでスマートフォンと連携したりします。
さあ、これからどんな写真が撮れるのかな。
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