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平成29年度2学期(18学期目) [放送大学]

いよいよ最後の成績が出ていました。
今回は発表後、システムに丸一日くらいアクセスできませんでした。

[放送授業]
Walking with Writers(’16) B
卒業研究(社会と産業)     A○
移動と定住の社会学(’16)   A○

卒業研究は合格がわかっていたものの、Walking with WritersがBでもとれてよかった。
前日も仕事で直前の復習が十分できなかったんですよね。
放送大学では不合格になると自動的に次の学期は再履修となり、そこでがんばれば復活できるのですが、今学期は前学期時点の単位数からして、卒業研究が(合格でも不合格でも)自動的に卒業することが決まっていました。
つまり、今学期落としてしまうと、「不合格」で終わってしまうところでした。


入学してから18学期(9年)。

卒業までに必要な単位124単位に対して、修得済単位138単位。
ようやく卒業が決まりました。
システムで見ると、学位記番号も表示されるようになっていますね。

今、49歳ですから、40代は何をやっていたのか、と言えば、放送大学やっていた、と言うことになるのですかね。

勉強の習慣がなくなるのもちょっと寂しいですけど、やりたいこともたくさんあるし、進学せずに一旦ここで一区切りにしようと思います。


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移動と定住の社会学 [放送大学]

さて、いよいよ最後の試験。

この「移動と定住の社会学」は、講師が二人で、内容も日本に来る外国人である日系人、技能自習生の話、日本国内での都市移住、出稼ぎ、ホームレスと二分されています。

それぞれ考えさせられるテーマで関心があったところですが、特に日系人と出稼ぎは新鮮でした。


まず日系人について。

そもそも日系人というのは何か、そもそも日本人(日本国籍者)とは何かという話になります。
日本は血統主義であり、日本人の母から生まれた子は自動的に日本国籍を有することになります。
(ちなみに、1979年の国籍法改正以前は、結婚すると妻は夫の国籍に入ったので、夫婦の国籍(当然子供の国籍)も一致するという仕組みでした。)
となると、最初の日本人はどうやって決めたのか、と言うことになりますが、これは明治4年の戸籍法で壬申戸籍に乗ったのが初期値の日本人ということなのだそうです。

で、日系人は日本人の子孫ということになりますが、「日系人」として日本に来られるのはもうちょっと複雑。

もともと日本人の子である日系二世は日本の入国と就労等に制限はありませんでした。
しかし、1990年の定住告示ではこれに加えて、日系三世、日系二世及び三世の配偶者、未婚・未成年で親の扶養を受けている日系四世も「日系人」として取り扱われることになりました。
つまり、日本人の血が流れていない人も含まれることになりました。
なんでこんなことをしたかというと、定住告示の半年前に入管法が改正され、それまでにいたイラン人などを閉め出してしまったこととの関連がうかがわれます。
つまり、労働者は欲しかった、ということです。


次に、出稼ぎについて。

最近では朝ドラの「ひよっこ」でお父さんが出稼ぎに出ていましたが、確か小学校の社会では出稼ぎを習った気がします。
ただし、最近は聞かないと思っていたら、1971年、1972年に55万人に達した後、激減しているそうです。
出稼ぎ者の次の世代は進学時から都市に出てくるようになり、人の流れ方が変わってきています。
あと、教科書では明確に書かれていなかった気がしますが、出稼ぎの送出道県は極めて偏っていて、青森県を最多として、北海道、岩手県、秋田県で半分を超えており、2004年では3/4を越えています。
北海道、北関東というのはなかなか厳しい地域ですね。



放送大学でありがちなことに、選択式の設問が10問しかなくて5分ほどで終わってしまい、退室できる開始30分後まで暇でした。
まあ、最後ですし。
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Walking with Writers [放送大学]

今学期も単位認定試験。それも卒業までの最後の試験です。

一科目目はWriting with Writersという英語の科目で、イングランドの作家について、ゆかりの地を訪問しながら読んでみるというもの。

イギリスの多様な形式は美しく、是非行ってみたい、というのは良いのですが、肝心の内容は英文学に詳しいわけでもなく、かなり苦戦しました。
勉強時間がとれなかったこともあり、試験はちょっとまずいかも。教科書で出てきた作家や作品の名前を覚えるのに精一杯でしたが、それぞれの内容を解釈も含めて理解していなければだめでした。
教科書も英語なので、斜め読みできないし・・・。

さて、内容はともかく、英語の詩の形式について知ると、改めて英語はアクセント、強弱が重要なのだと感じさせられます。

各行の末尾の発音を揃えるrhymingは歌詞なのでも知られています。
加えて、各行のリズムというのもかなり重要視されているようです。

各行のリズムはfoot/feetという、発音の塊に分けられます。
それぞれのfootは強弱のアクセント、弱強のアクセントなどで構成されており、代表的なものは弱強のfootで、iambと呼ばれます。
そのfootがいくつあるかがギリシャ語で呼ばれており、弱強のfootが1行に5つあるリズムは、Iambic Pentametersと呼ばれることになります。
footが1行に4つあれば、Iambic tetrametersです。

シェークスピアの詩は、Iambic Pentametersを基本としていて、それが全体のリズムを作り出しています。

This royal throne of kings, this sceptered isle,
This earth of majesty, this seat of Mars,


この辺りがよくわかってくると、英語の歌もよく理解できるのかも知れませんね。
(試験はまずかったのですけども・・・)。

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平成29年度1学期(17学期目) [放送大学]

いろいろばたばたしていますが、今学期の成績が出ていました。

[放送授業]
日本の古代中世        B
社会学入門         A○

[面接授業]
道徳性心理学と犯罪性心理学    合
浮世絵の歴史  合


日本の古代中世、落としたかと思ったけどもなんとか。
歴史、下手の横好きですね。


入学してから17学期(8年半)。

卒業までに必要な単位124単位に対して、修得済単位128単位。
ようやくようやく単位数は足りた。
あとは卒業論文を完成させるのみ。
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社会学入門 [放送大学]

今年は卒業論文を書くことになっていて、社会学の観点から書こうとしているので、泥縄ですが、「社会学入門」を履修。

人文社会科学って、分野の領域がよく理解できていないところがあります。
「社会学」は「社会科学」の一領域と言うことになりますが、今回の科目の中身は、家族、ジェンダー、社会階層、都市、少子高齢化、情報化、グローバル化といったもの。
内容は、文化人類学にとても似ている印象です。

未開、他文化を対象とするのが文化人類学、文明、自文化を対象とするのが社会学という印象を受けましたが、ちょっと乱暴でしょうか。
文化人類学も自国の文化を対象にしたりするので境界はますますわからないわけですが。

定量的な分析手法を使うと経済学との境界が曖昧になりますし、社会思想となると哲学とも関わってきます。
そうなると、そうなると人文学と社会学の違いもよくわからないですね。

試験自体は苦手とする有名な研究者の名前だけ、良く反復練習をしたので、かなりうまく行きました。
これにて、学生としてはようやく夏休みです。
(卒業論文をやらなければならないですけど。)
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日本の古代中世 [放送大学]

放送大学ではこれまで「日本の古代」、「日本の中世」という科目を履修していて、それぞれ苦労しました。

でも、面白いんですよね。
昔のことでありつつ、近年の研究によって見方も変わってきています。
子供の頃に学校で習った内容とも違ってきています。

と言うことで、今では一つの科目になってしまった「日本の古代中世」を履修してみました。
まあ、相変わらず難しくて、試験も自信を持って回答できたのは半分くらい。

近年の日本史では、支配者の歴史だけではなく、地方の歴史に注目すること、国際関係の中で理解することが重視されているようです。
今回特に興味を持ったのは中世の地方の支配構造です。

土地には国衙領と荘園に分けられますが、共通して地方の土地を意味する下地と、そこからの取り分を意味する上分があります。

国衙領については、中央の朝廷と国司が上分を管理し、地方の群司と名主が下地を管理します。
荘園については、中央の本家と領家(預所)が上分を管理し、地方の下司と名主を管理します。

しかし、鎌倉幕府は地頭を任命しはじめます。
地頭として起用されたのは群司や下司であり、そうなると朝廷・本家と幕府の二つの支配を受けることになります。

chusei.gif

今風に言うとレポートラインが二重になってしまっています。
これがややこしいので、分割して支配をそれぞれ一元化する下地中分も行われました。

戦国時代となる複数の権力体から税を求められる「二重成し」という言葉もあったようです。
現代の感覚だと、統治というのは排他的に行われるものと考えてしまいますが、中世は多重的なものだったようです。


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道徳性心理学と犯罪心理学 [放送大学]

今年は卒論をメインにしつつも、いくつか面接授業を入れており、これが二つ目。

90年代以降は凶悪犯罪の発生件数は減少傾向にある。
少年犯罪についても、60年代、80年代のほうが多かった。

犯罪は男性が8割と多く、非行少年も女性は2割程度。
男性と女性では犯罪の性質が明らかに異なっている。

DSM-5では、アスペルガー障害という名称は消えた。
様々な誤用、拡大解釈がなされたため。

ピアジェは子供の発達段階によって善悪の判断が変わっていくことを発見。
その後継者は自称するコールバーグは、25歳までに対象を拡大し、前慣習的、慣習的、脱慣習的な道徳性水準に達するとした。
脱慣習的な道徳性水準とは、普遍的な倫理的原則。

コールバーグは1960年代から現在まで道徳性の発達研究の主流であるが、正義を原理とし、文化的に普遍的な倫理を最上位に置く考え方は、白人キリスト教男性を優位に置いているという批判がある。

ギリガンは道徳性の原理は正義だけではなく、思いやりもあると主張。男女で道徳の原理が異なっており、コールバーグの水準によれば、女性の道徳性が低い水準であると言うことになってしまう。

道徳性を発達段階として捉えてテストが行われてきたが、ハーツホンとメイによれば、児童の道徳性知識と実際の嘘に対する行動との双方に、一貫した関係は見いだされず。
知能を測っているだけではないかという疑問が生じる。


道徳性心理学と犯罪心理学という2つがどうして併置されているのかな、と思っていたのですが、どちらも発達というものを扱っているということのように感じました。

普遍的な道徳は存在しないと思いますし、教えて知識として理解させてもその通りに行動する訳ではないとなると、道徳の教育というのは難しそうですね。
また、これだけ男女の違いが否定されがちな現代で、やはり男女(性別かジェンダーかわかりませんが)の違いが厳然としてあるというのも興味深い話でした。



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浮世絵の歴史 [放送大学]

今年度最初の面接授業。

放送授業の「日本美術史」を(苦労して)履修してから、日本美術に強い関心を持つようになりましたが、中でも浮世絵は大衆向けのものだったこともあってわかりやすく、当初から比較的見ています。

今回の授業は、浮世絵の歴史を概観した上で、鈴木春信、鳥居清長、喜多川歌麿、渓齊英泉、葛飾北斎、歌川広重、歌型国芳、月岡芳年、小林清親、豊原国周と主要な絵師を見ていくもの。

見たこともある絵も多くありましたが、いろいろ見て、やはり自分は晴信、北斎、広重、清親が好きなんだな、と思いました。

鈴木春信の雨夜の宮詣は、初めて見ましたが、良いですね。
この頃の浮世絵は化学染料が多く用いられる前の時代で、色も毒々しくなくて品があります。
また、これは、謡曲「蟻通」の見立て絵となっており、提灯を見ると当時江戸で評判の美人、笠森稲荷の水茶屋の看板娘お仙だとわかるそうです。
まだまだ限られた教養人が対象だったこともあり、わかる人にはわかる意味が込められていて、洗練された文化を感じます。

葛飾北斎は改めて時代ごとの作品を見て、作品の幅も含めてすごいと思いました。富嶽三十六景の甲州石班澤は、主題の富士山が一本線でさっと書かれています。
浮世絵の中にはごちゃごちゃしてどぎついものもありますが、こういうシンプルなもの、好きですね。

そして小林清親。
光線画はどれも好きですけども、例えば、東京新大橋雨中図
雨上がりの情景が美しく描かれていますが、登場人物が後ろ姿のところがまた良い。
明治時代になって、化学染料が入ってきたために赤や紫をやたら多用した浮世絵が多く、赤絵と呼ばれているそうですが、この絵は赤がアクセントとして、抑制的、効果的に使われていて上品ですね。

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平成28年度2学期(16学期目) [放送大学]

今学期の成績が出ました。

[放送授業]
『古事記』と『万葉集』         A○
東アジアの政治社会と国際関係  A
海から見た産業と日本        A○



[面接授業]
神社・神道の基礎知識    合
西洋の修道院:美術と歴史 合

入学してから16学期(8年)。

卒業までに必要な単位124単位のうち、
修得済単位122単位、不足単位数2単位。

いよいよゴール間近。
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「古事記」と「万葉集」 [放送大学]

最後の試験科目は「古事記」と「万葉集」。

(前の)大学生のときに暇に任せて古事記の全訳を読んだこともあり、好きなテーマの一つです。
聖書の福音書と並んで面白いと思うのですが、どうでしょうか。

古事記と日本書紀は何が違うのか、というのは学校で習ってもよくわかりませんでしたが、古事記は宮廷史をまとめた内的な文書であり、日本書紀は中国も含めた外部に対する公的な歴史書だったというのがこの教科書での解釈です。

言われてみれば当たり前ですが、日本語を漢字で表記することは容易ではありません。
漢字は中国語の発音、意味と密に対応していて、日本語の表記に活用しようとすると、音をあてるか、意味をあてるかのどちらかしかできません。
日本書紀は対外的な公的文書なので、意味、つまり漢文で書かれていますが、古事記は音と意味が併用されています。
神の名前はもちろん、口承もあるため、漢文だけでは表記できなかったということのようです。

内容自体の解釈は、現代の日本人の感性とも異なるので、いろいろな説を見るだけで、文化人類学的な興味も尽きません。
読む都合上、天皇の系図も見ますが、女性天皇もいるし、大兄制度、兄弟相承、末子相続などが入り交じっていてめちゃくちゃです。
少なくとも、現代の天皇制の男子、長子の相続とは全く異なっていることがわかります。


そして万葉集。
こちらは全く前提知識がないので、少し難しかったです。
古事記と同一の世界観を共有しているということで一つの科目となっていますが、短歌だけではなく長歌や旋頭歌も多いので、読んでいても意味がよくわからないです。

ただ、今での新聞に載っているような短歌と、当時の短歌は異なるということはわかりました。

当時の短歌は寄物陳思歌と呼ばれるものが主体です。
これは、上の句で何らかの事物について述べ、下の句でそれの心情を読むというものです。
例えば、こんな感じです。

 道の辺の壱師の花のいちしろく
 人皆知りぬ我が恋妻を

こうした構造は、何らかの現象が起き、そこから神の意志を読み取るという、古代の占いのような考え方を反映しているようです。

また、歌のやりとりは東南アジアに見られる歌垣との共通性も指摘されていて、歌によって相手を屈服させるというやりとりは、今のラップにも通じていて、面白いですね。
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