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日本美術史 [放送大学]

海外も大好きですが、このところ旅行も歴史も日本に関心が移っている今日この頃です。

放送大学の勉強はどうも最近負担に感じて雑になっている気がしたので、今学期は放送授業を2科目、面接授業を1科目に絞り込みました。その1科目、唯一のテレビの授業が「日本美術史」です。

結果から言えば、先日試験を受けたものの、相当難しくて、惨敗・・・。
来学期に再履修になってしまいそうですが、面白いので、もう一度気合いを入れて勉強をしてみたいです。

美術と言ってもいろいろあり、授業は縄文土器から始まりますが、仏像、絵画、建築と広がっていきます。
膨大な作品が紹介されますが、一つ一つが異なる、ということだけではなく、時代時代の様式がある、というのが面白いところです。

縄文土器は形状の表現が中心ですが、弥生土器はつるんとしていて、表面の絵画的な装飾が中心になります。

仏像は飛鳥時代に日本にもたらされますが、最初は非常に現実離れした表現です。
飛鳥時代に作成された、法隆寺金堂の釈迦三尊像でも、顔つきは現実の人間とはかけ離れていますし、衣服もぺたっとして模様のようです。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B3%95%E9%9A%86%E5%AF%BA%E9%87%91%E5%A0%82%E9%87%88%E8%BF%A6%E4%B8%89%E5%B0%8A%E5%83%8F%E5%85%89%E8%83%8C%E9%8A%98#mediaviewer/File:Horyuji_Monastery_Sakya_Trinity_of_Kondo_%28178%29.jpg

これが奈良時代になるとぐっと現実的な表現に変わっていきます。
興福寺阿修羅像
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%88%88%E7%A6%8F%E5%AF%BA#mediaviewer/File:ASURA_Kohfukuji.jpg

そして平安時代に進んでいくと、穏やかな表情に変わっていきます。
木造阿弥陀如来坐像(平等院・鳳凰堂)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%98%BF%E5%BC%A5%E9%99%80%E5%A6%82%E6%9D%A5#mediaviewer/File:Byodoin_Amitaabha_Buddha.JPG

絵画についても平安時代のものは華やかで美しく、身分が高い人の顔は「引目鉤鼻」で書かれていますが、これも時代が進むと現実的な表現に。

江戸時代まで進むと庶民が芸術を楽しむようになり、浮世絵が現れます。
歌川広重なんて素晴らしいですよね。
http://www.ndl.go.jp/landmarks/artists/utagawa-hiroshige-1/
青がとても印象的ですが、これは舶来のベロリン藍という化学染料を使ったもの。

以前、秋田の角館に行った際に、解体新書の絵を描いたのはこの地の小野田直武だという展示があって、そのときはふーん、こんな田舎の人が書いたとは不思議だな、で終わったのですが、美術史を並んでみると、江戸中期に西洋画の技法を受容した秋田蘭画という一派があり、小野田直武はその中心人物だったと言うことが分かります。
解体新書の図解を担当したというのは、全然偶然ではないわけです。
江戸時代の中期にこんな絵を描いていたわけですね。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B0%8F%E7%94%B0%E9%87%8E%E7%9B%B4%E6%AD%A6#mediaviewer/File:Naotake1.jpg

歴史や地理の勉強って、こういう別々と思っていたピースがつながっていくところが面白いところです。
日本画は幸いにして日本にいても多くのものを見ることができますし、来学期に向けて実物を数多く見て備えねば。

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