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秋田庄内旅行 [旅・出張]

多分?今年最後のマイレージ旅行、秋田と庄内を旅行してきました。

飛行機で秋田について、まずは稲庭うどんで腹ごしらえ。
最近東京でも讃岐うどんの店は増えましたが、そば派の私としては、細くてつるつるした稲庭うどんの店も増えて欲しいですね。
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秋田は以前に仕事で来たことがありますが、観光では初めて。
慌ただしく、秋田県立美術館で藤田嗣治の大作「秋田の行事」と企画展の「藤田嗣治と土門拳」を見て、久保田城跡である千秋公園を一回り。もう初冬ですが、少しだけ紅葉が残っていました。
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民俗芸能伝承館で竿燈を見て、隣の旧金子家住宅を見て、旧秋田銀行の赤れんが郷土館。
三国の旧森田銀行本店もそうですが、昔の銀行の建物って立派ですね。
それに比べて、今の建物が没個性なのは何ででしょうか。
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千秋美術館で秋田ゆかりの洋画を見学。後で知りましたが、秋田は秋田蘭画の地として日本の絵画史では、重要な場所ですね。
夜は川反で食べて飲んでホテルに。


第二日目は、羽越本線で秋田から酒田へ。
放送大学の通信課題に期限が迫っており、勉強しながらでしたが、黒い瓦屋根の家々の先に日本海が広がる景色は素晴らしかったです。
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さて、酒田。
本当はこの日は酒田、鶴岡をさっと見る予定で、酒田は何時間か滞在するだけの予定だったのですが、あまりに良いところで日没まで長居をしてしまいました。
北前船の時代は有力者による自治が行われて栄え、「西の堺、東の酒田」と言われた町なのだそうです。知らなかった。

まずは、酒田市立資料館で吉野弘追悼展と酒田の歴史を見ました。1971年に酒田大火が起こり、町の中心部は甚大な被害を受けたようです。また、吉野弘、名前は覚えていなかったのですが、知っている詩もあって良いですね。

続いて、「本間家旧本邸」を見学。
これはすごかった。これまで各地で古い家を見てきましたが、その中で一番立派です。
写真が撮れなくて残念ですが、中の作りの一つ一つが工芸品のように丁寧に作られています。
「本間家」というのは酒田の資産家、というか、日本最大の地主と言われたそうで、「本間様には及びもせぬが、せめてなりたやお殿様」という歌まであったとのこと。
住居として使われた後は、公民館として使われていたそうで、鴨居には画鋲の跡が残ったりしています。
酒田大火ではすぐそばまで火が来たということ。残って良かった。
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商社と金融を兼ねていたという旧鐙屋も見学。
ここは、この地方特有の杉皮葺き石置き屋根が残されている。現存しているのはここと鶴岡の風間家旧宅「丙申堂」のみ。風が強いこの地の気候に対応したものだそうです。

続いて、酒田のシンボル、山居倉庫に。
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それほど古いものではありませんが、現在でも米の倉庫として使われていて、荘内米歴史資料館があります。
今の米の品種には荘内が大きく貢献したこと、江戸の飢饉を救った歴史が学べます。一俵を体験するコーナーもあり、60kgは担げませんでしたが、力比べで5俵担いだ昔の女性の写真もありました・・・。

港町、酒田での昼食は海鮮市場にある食堂で。混んで行列ができていた。
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食後は、相馬楼。昔の料亭をリニューアルして、観光施設としたもの。
赤に改装されていますが、これを良いとするかどうかは意見が分かれそうです。

続いて即身仏で有名な海向寺。
即身仏というのはどうも庄内地方の文化のようで、自らの意思で餓死してミイラになったものらしい。
即身仏は頼まないと見られないとのことだったし、そもそも苦手な感じなので外から建物を見るのみ。

料亭だった建物としてはもう1つ、これも観光施設となっている山王くらぶ。
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酒田の文化である傘福の展示や作成現場の見学などができるが、何より建物が素晴らしい。
大広間の意匠や小部屋の意匠がとにかく素晴らしい。北前船で栄えた影響か、あっちゃこっちゃ、こしょいも、~のう、など方言も京都と共通しているものが多いそうだ。
「~のう。」という言い方は酒田でも鶴岡でも良く聞く。
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薄暗くなってしまったので、ばたばたと本間美術館。ここも本間家の別邸だった建物が残されていて、意匠が本間家旧本邸と共通している。
最後に夕日で有名な日和山公園の日没後(涙)を見て、鶴岡へ行って一泊。



第三日は鶴岡の見学から。
鶴岡には洋館がいくつか残されていて、まずは大宝館。
そして、テーマパークとなっている致道博物館へ。一部解体修理中でしたが、旧西田川郡役所は中に入ることも出来ました。
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また、「兜造り」と呼ばれる特徴的な屋根の田麦俣多層民家も展示されています。
この屋根は寄棟の屋根を、蚕を屋根裏で飼うために採光と通気を確保できるように改造した結果生まれたものです。
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庄内藩校 致道館、鶴岡カトリック教会 天主堂と見て、風間家旧宅「丙申堂」。
ここにも杉皮葺き石置き屋根が残されていて、こちらは至近でじっくり見ることができます。
あとは、風間家旧別邸「無量光苑釈迦堂」を見て、商店街の中の店で昼食。

鶴岡には商店街がいくつもあるのですが、人通りが少ない、というかありません。
「商店街跡」といった感じで痛々しい。
山王商店街という商店街は、電線を地中化し、街灯も行灯のように地面から照らす形式にして、夜もなかなか雰囲気があるのですが・・・人通りがなく怖いくらいです。
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対照的に、駅近くの大型ショッピングセンターは人が溢れ、活気があります。
自動車の普及で、人の流れが変わってしまった、ということでしょうか。

鶴岡からは、バスで山形まで。
山形も山形県旧県庁舎及び県会議事堂をはじめ、様式建築がたくさん残っているので、ここはまたの機会にじっくり見てみたいですね。
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山形空港からはE170で帰ってきました。
日本でエンブラエルに乗ったのは初めてでした。
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