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青森 [旅・出張]

猛烈に暑い日が続く夏、避暑の旅その1として青森に旅行してきました。

47の都道府県、まだ足を運んでいないところが2つあり、その1つが青森県。
本州最北端で、日本海、陸奥湾、津軽海峡、太平洋に面した県です。
マイレージで航空券を確保し、四日間、ぐるっと回ってきました。

まずは青森空港からバスで青森へ。
予約できた飛行機が午後の便だったため、街に着いたころは夕方で、港を歩くとちょうど夕暮れでした。
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夕食はいつものように寿司屋へ。
西日本に行ったときのように見たことがない魚があったりはしませんでしたが、刺身を食べ、握ってもらい、ビールを飲み、日本酒を飲んで満足でした。
魚も美味しかったですが、赤貝、北寄貝、そして帆立貝が最高でした。
全然知らなかったのですが、青森県の陸奥湾は帆立貝の産地なのですね。水っぽくなく歯ごたえがあり、生なのに焼いた帆立貝のようにしっかりとした味がありました。


二日目は朝からバスに乗り、十和田湖に向かいました。
JRのみずうみ号というバスがあり、交通手段というだけではなく、車窓の説明もあって、観光バスのような感じです。
外を見ていると、瓦屋根の家が全くなく、トタン葺きの民家や、北海道のように平らな屋根の民家が多くて特徴的です。
また、8月なのにアジサイが満開になっていて、ヒマワリと一緒に咲いています。この旅行中、アジサイはとてもよく見ました。

十和田湖まで行ってゆっくりしようと思っていたのですが、2時間半ほどで歩けるという車内アナウンスに気分が変わり、途中下車して奥入瀬渓谷を歩きました。
このあたりは八甲田山の遭難事件が起きるほど雪深いところですが、夏は緑が美しく、散策する人が多い観光地となっています。
川は水量が多いですが、このあたりは傾斜も緩いためにゆったりと流れており、川沿いにしっかりと遊歩道が整備されているため、歩きやすいです。国立公園なので、遊歩道があるからといって手を入れられているわけではなく、倒木はそのままになるなど自然な状態が保たれています。
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左右ところどころに滝があり、それを眺めながら歩きます。涼しいといっても夏なのでそれなりに日差しも強く、緩やかな遊歩道といっても時間の関係でかなり急ぎ足だったので、汗はかくし、ばてました。
登り切った最後に銚子大滝という本流の滝があります。
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この滝があるために、昔の十和田湖には一切魚がいませんでした。
水があると魚がいるのは当然のように感じますが、魚は空を飛べないので、孤立した水系には魚が入れません。
華厳の滝で遮られた中禅寺湖も昔は魚がいなかったと言います。
という訳で、十和田湖にいる魚は人為的に導入されたもので、フナやコイを放してもうまく育たない中、ようやく成功したのが今では名物となっているヒメマスということです。現在では15種類ほどの魚等が住んでいるとのこと。

滝を越えるとようやくその十和田湖です。
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遊覧船の出発時間の5分前にたどり着いて飛び乗りました。
大きな双胴船でデッキも3階まであるのですが、2階にも乗っている客は10人居たかどうかといったところ。
これで大丈夫なのかと思いましたが、8/18には十和田湖観光が経営破綻というニュースが・・・。
http://cgi.daily-tohoku.co.jp/cgi-bin/news/2012/08/18/new1208180902.htm

十和田湖は透明度も日本有数で、特に夏はきれいだそうです。
写真だとなかなか色はうまく出ませんが、本当に青色です。
また、周囲を急峻な山に囲まれたカルデラ湖なので開発が進んでおらず、美しい湖です。
なので人も少ないのかもしれませんが・・・もったいないですね。
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遊覧船に乗ったときから空の一方が怪しかったのですが、途中から夕立のような豪雨になりました。
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湖畔の食堂で食事をした後、雨の中慌ただしく、今度はおいらせ号という八戸行きのバスで八戸へ。
途中で十和田市を通りましたが、北海道のような雰囲気を持つ開拓地でここも時間があれば行ってみたいですね。

夕方に八戸駅着。さらにローカル線で本八戸駅まで行きましたが、それでも閑散とした駅前。
こんな田舎なのかと思いましたが、ホテルまで歩くと賑やかな街。鉄道駅と街の中心が離れています。
そのまんま「中心街」と呼ばれている地域には屋台村があったり、歓楽街があったりそれなりに賑やかです。
夕食は少し大きめの日本料理屋で、寿司、せんべい汁、いちご煮、ビール&日本酒。

いちご煮というのはイチゴに見立てた?ウニとアワビのお吸い物。想像通りの味ですが、ちょっと高いかな。
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あと、八戸のB級グルメであるせんべい汁が意外に?おいしい。だしが効いた汁に南部せんべいが沈んでいるものですが、おもしろい食感だけではなく、濃いめの汁との相性がとても良いです。
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翌日、三日目の朝は、早起きして朝市に。
八戸は朝市が有名で、観光客にも人気がありますが、観光客向けというわけではなく、地元の人が普通に利用しています。
ホテルからタクシーで行きましたが、朝7時頃なのに買い物している人が多い。というか、朝早いほど人が多いらしいです。足を運んだ陸奥湊の朝市は、本来第二土曜日は休みらしいのですが、夏休みということで営業していました。本来はもっと賑やかなのかもしれません。それでも魚屋が並び、ケースいっぱいの鰯、大きなマグロの頭、棚いっぱいのホヤなどが並びます。
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市場の中の店でおばちゃん達から200~300円のネタを買い集め、一番奥のテーブルでご飯と味噌汁を購入し、上にのっけると海鮮丼のできあがりです。
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陸奥湊前には「イサバのカッチャ」の像が堂々と建っています。これは、魚市場の母ちゃんといった意味だそうです。
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朝食後は電車でホテルまで戻り、チェックアウトしてバスで八戸駅へ。
そして青い森鉄道で野辺地まで行き、快速リゾートあすなろ下北号に乗り換えて下北半島を北上。
これはガラス窓を大きくとり、展望デッキも備えた観光用列車です。途中で下北半島の特産品の行商が乗ってきたり、なかなか工夫してがんばっています。
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大湊線の終点1つ前の下北駅で下車、バスで恐山へ。
行く道々にも等間隔で祠が並び、アジサイが咲いています。
三大霊場の1つということですが、硫黄のにおいが漂い、独特の雰囲気があります。
硫黄臭のガスが吹き出す岩山と、その前に広がる湖を地獄と天国にたとえているのだそうです。
積み上げられている石の1つ1つに亡くなった人の名前が書いてあったり、神聖な場所というより死者を強く意識させる場所です。インドから遠く伝わった仏教も随分変化しているなあ、という感じです。
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とりあえず暑くてたまらないので、ホテルにチェックインして、少し寝落ちしてしまいましたが、夕食はむつの街へ。
ここも駅から妙に遠いところに街があると思いましたが、かつては下北駅から大畑線という鉄道が延びており、泊まったホテルも駅前だったそうです。
夜も繁華街は賑やかですが、スナックやパブと行った店が多いようで、明るい割に外を歩いている人や外に漏れてくる音はないです。
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大きめの居酒屋で夕食。
まずはイカ寿司。イカの中に漬け物が詰めてある不思議な食べ物。
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そしていつものように帆立の刺身。安いしとても美味しい。マグロも気になりましたが、良い値段なので見送りました。
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そして貝焼き。これは郷土料理で、大きめの帆立の貝殻に帆立の身やネギ、キノコなどを載せて味噌煮にし、最後は卵とじにします。
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そして海軍コロッケ。これも名物らしく、青森県のウェブサイトでも「政策情報」に情報が掲載されています。
http://www.pref.aomori.lg.jp/kensei/seisaku/okc-data.html
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そして最後はバラ焼き丼。これも良く見ましたが、十和田あたりの名物らしいですね。
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日本酒も飲んで、食べ過ぎです。


さて、最終日の4日目は、むつ市から鉄道で一気に弘前まで。
地図を見ると弘前がある津軽平野は日本海に開けてますね。太平洋に面した八戸、陸奥湾に面した青森、下北と青森満喫です。
広がる津軽平野の奥に岩木山がぼんやり見えましたが、曇っていて、いつか見たカレンダーのようには行きませんでした。

弘前ではまず津軽藩ねぷた村に行きましたが、これはなかなか良かったです。
ねぷた祭りは青森が有名ですが、五所川原、弘前でも行われていて、それぞれかけ声やねぷたに特徴があるそうです。
というより、青森県の3/4の地域の街でそれぞれねぷた祭りが独自に行われているのだそうです。すごい話だ。
昔は祭りに伴うけんかも絶えず、素手どころか、日本刀で切りつけたりして死者が出たそうで、祭りのけんか、さらには祭り自体も何度も禁止令が出たようですが、形を変えて今まで残ってきました。
街に電線が張られるとそれにあわせてねぷたが小さくなったり、電線を押してよける道具が作られたり、伝統というものも一様ではありません。

次は、重要伝統的建造物群保存地区。いくつかお屋敷が残っていて公開されていますが、その他は電柱も立ち並ぶ普通の住宅で、ちょっと興ざめです。倉敷や萩と比べると正直なところ見劣りしますね。
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ここから弘前城がある弘前公園へ。
ただ、天守閣、意外に小さいです。最初櫓の一つかと・・・。
ただ、周りは本当に桜の木が多く、これが咲いているときは壮観でしょうね。来てみたい。
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そして洋館巡り。
弘前は明治・大正自体の西洋建築が残っています。
藤田記念庭園は良かったのですが、西洋建築は実はまばらです。昔はもっとたくさんあったようですが、半分くらいは取り壊されてしまっている様子。残念なことです。
残っている建物ももう少し大事にすると良いんですけどね。この青森銀行記念館(旧国立第五十九銀行)も美しい建物ですが、前の電線で台無しです。これくらい、電線の地中化をして欲しいところですね。
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ただ、弘前、かつての城下町で今も観光地であるだけあって、街にはしゃれた喫茶店も多くあります。
やっぱりねぷたか桜の季節に来てみたいですね。

そうこうしているうちに薄暗くなってきて、バスで青森空港へ。

いやあ、充実した旅というか、旅って楽しいけど疲れます。
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